4月2日から始まった「発達障害啓発週間」。
自閉症をはじめとする発達障害のある人の成長を促す「ホースセラピー」に注目しました。
発達障害は、脳機能の発達が関係する障害のこと。
言葉の発達が遅い、こだわりが強い、対人関係を築くのが苦手などの特徴があります。
その発達支援のひとつとして、近年注目されているのが「アニマルセラピー」です。
動物と触れ合うことで人の心を癒やし、心身機能を向上させる支援です。
犬や猫、イルカなど様々な動物が用いられています。
一般社団法人ヒポトピアでは、餌やりやブラッシングなど馬とのふれあいを通じて、利用者が「癒し」や「安心感」を得る「ホースセラピー」を行っています。
特に「乗馬」では、発達障害の子どもたちに不足しがちな筋力やバランス感覚を鍛える効果もあるといいます。
一般社団法人ヒポトピア・鈴木弓子代表理事:
想像力も沸いて、いろんなこと自分で見つけたりとか話しだしたりとか、お子さまたちが何かを始めるきっかけの場所であってほしい。
馬と過ごす時間が子どもの癒しと成長を後押しします。
ホースセラピーの馬には、ポニーだけでなく引退競走馬など様々な種類の馬がいるということです。