アメリカのトランプ大統領は7日、相互関税の一時停止については「考えていない」と語りました。
記者:
交渉の余地を残すために、関税を一時停止する選択肢はあるか?
トランプ大統領:
いや、それは考えていない。多くの国が我々との交渉に臨んでいて、公平になるだろう。
トランプ大統領は7日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談しました。この中でトランプ氏は、記者団に対し「恒久的な関税もあり得るし、交渉もあり得る」と述べるとともに「すべての国と公平な取引を行い、それができなければ、彼らとは一切関わりを持たないつもりだ」と語り、各国に交渉を呼びかけました。
一方、中国への関税については対抗措置を撤回しなければ、さらに50%の追加関税を課すと警告しました。
これについて複数の現地メディアは、これまでに発表された関税とあわせて104%になる可能性があると報じています。