ミャンマーで起きた大地震の被災地が暴風雨に見舞われ、さらなる被害拡大が懸念されています。
3月28日にミャンマー中部で起きた地震で大きな被害を受けた第2の都市マンダレーなどでは、5日夜以降、大雨と暴風に見舞われています。
地震で家を失い屋外で暮らしている被災者の仮設テントが吹き飛ばされるなどしていて、救援活動の難航でさらなる被害の拡大も懸念されます。
2日から4日にかけて被災地を視察した日本財団の笹川陽平会長(ミャンマー国民和解担当の日本政府代表)は、猛暑の中で感染症の流行も懸念されるとして、復興に向けて日本の支援も必要だと訴えています。
軍事政権によりますと、これまでに3600人が死亡、5017人が負傷し、160人が安否不明になっています。