アメリカの関税措置による影響の拡大が懸念される中、石破首相は7日午後からトランプ大統領との電話会談に臨んでいるものとみられます。
石破首相:
必要であれば、私自身がトランプ大統領と会談するということ、これについては何らちゅうちょするものではない。
7日の国会で、石破首相は「なるべく早く訪米したい」との意向も示すとともに、トランプ大統領との早期の電話会談に強い意欲を示しました。
石破首相:
電話会談は早ければ早いほうがいい、実現に向け国益をかけてこの交渉に臨みたい。
石破首相は7日午後からトランプ大統領との電話会談に臨み、今後の日米の交渉の進め方などを確認しているものとみられます。
これに先立ち石破首相は、官邸で外務省や経済産業省の幹部らと協議を行った上で、午後8時20分頃、公邸に入っていました。
一方、国内の経済対策を巡っては、国民民主党の玉木代表が、静岡・御前崎市で記者団に対し、政府は「無策だ」などと厳しく批判しました。
国民民主党・玉木代表:
真剣に世界恐慌になるリスクをしっかりと受け止めなければいけない段階に入った。やれることいっぱいあるんですよ。無策じゃないですか、今の時点で。
石破首相は、8日午前、全ての閣僚を集めて、アメリカの関税措置に関する総合対策本部を開く予定です。