たらい舟に乗った漁師が底にガラス板の付いた“箱メガネ”で丹念に探しているのは…天然ワカメです。

新潟県佐渡市小木地区で始まった天然ワカメの水揚げ。地元の漁師は「年々とれる量が減っている」と不安を口にしますが、荒海にもまれながら海底に自生する天然ワカメは磯の香りが高く、歯ごたえも良いことから贈答用として高い人気を誇ります。

海岸沿いに目を移すと、天然ワカメの日干し作業が行われていました。

【作業をする人】
「良い天気。すぐ(ワカメが)乾くので」

褐色のワカメがまるでカーテンのように風に揺れる光景が島に春の訪れを告げています。

NST新潟総合テレビ
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