能登半島地震を受け、エンジニアリング事業などを手がける高岡市の「ゼオンノース」は、被災地で緊急時に使うアルミ製の仮設橋の開発を進めています。
アルミ製部材の設計、製造、施工を行う「ゼオンノース」はおよそ1年かけ、独自の特殊な溶接技術を使い、災害時、橋の崩落箇所などに設置するアルミ製の仮設橋の試作品を完成させました。
試作品は、全長25メートル、重さは、従来の鉄製に比べ3分の1程度で、大型トラックや重機が入れない狭い道でも、小回りが利く4トントラックで運び込むことが可能です。
ゼオンノースは、「アルミのまち、高岡から仮設橋を全国に発信したい」と話しています。
また、7日は会社が取り組むアルミのリサイクルやCO2の削減などSDGs事業も紹介されました。