米高騰が続く日本でも朗報となるのでしょうか。

驚きのニュースが飛び込んできました。

黄色っぽい小さな粒たちは、今注目されている中国で開発された新しいお米です。

パッケージには「土豆米」という文字が。

日本語に訳すと、ジャガイモ米と、ジャガイモから作られたお米なんです。

中国・雲南省の開発チームが5年かけて実現。

2月から、オンラインで販売を開始しました。

原材料は、収穫したばかりの新鮮なジャガイモ。

そこに、トウモロコシ粉などを配合したといいます。

出来上がったジャガイモ米は、まるでドライカレーのような色合い。

炊いたり、蒸したり、炒めたりして食べることができます。

FNNは、この販売されたばかりのジャガイモ米を入手。

実際に調理してみました。

炊き方は、通常の米と一緒で水を入れ、炊飯器でOKです。

炊き上がったジャガイモ米を見てみると、通常のお米よりもカレー粉をまぶしたようなうっすらと茶色いのが分かります。

ただ、米の大きさを見てみますと、少し大きいふっくらとした印象を受けます。

通常の米粒よりも大きく見えるジャガイモ米。

その味は、ジャガイモの味を感じることはなく、通常のお米よりも非常にもちもちとした食感を感じることができます。

北京市内で試食してもらうと、「これは雑穀でとても良いと思います。ジャガイモだからダイエットにも良くて素晴らしいですね。試してもいいと思います」「(Q.通常のお米より値段は少し高いが買う?)ちょっと受け入れることはできません」といった声が聞かれました。

日本のSNSでも注目されていて、「1度は食べてみたい」「ジャガイモ米、チャーハンなら試してみたい」「米なのかジャガイモなのか」などと賛否の声が上がっています。

気になる、お値段は日本円で、1kg約700円だということです。

深刻な米の高騰が依然解消されないままの日本。

日本では、まだ購入できませんが、ジャガイモ米は選択肢の1つとなるのでしょうか。

フジテレビ
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国際取材部
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