アメリカのトランプ政権の関税措置を受け、国民民主党の玉木代表は7日、自身のSNSへの投稿で、「今のまま日本経済が悪化の傾向を強めるなら、衆院選で掲げた消費税減税とインボイス廃止を行うべきだ」とつづった。
投稿の中で、玉木氏は「国民民主党は物価上昇率プラス2%の名目賃金上昇率が達成できるまでの時限措置として打ち出していたが、賃上げのモメンタム(勢い)が急速に失われている」と指摘。そして「消費税減税が必要な状況になってきている」との認識を示した。
一方、石破首相は参院決算委員会で、物価高対策として減税する意向があるか、立憲民主党の議員が質問したのに対し、「まだ4月7日の時点で減税云々ということについて言及すべきだと思っていない」と述べた。
その上で、「物価高に苦しむ方々に対して、何が効果的なのかということは国会における議論も踏まえて、タイムリーな対応を考えていきたい」との考えを示した。