7日から、東京・江戸川区のご当地ナンバーの事前申し込みの受付が始まりました。
7日から新たに受付が始まったのは、十勝・日光・江戸川・安曇野・南信州の5つのご当地ナンバーです。
今回「Live News days」では、「足立ナンバー」から独立する形になる「江戸川ナンバー」に注目しました。
江戸川区在住の女性は「あまり足立という意識がないので、“江戸川”っていう地元になるのはいいかな」と話し、葛飾区在住の男性は「ずーっと仕方なく“足立ナンバー”をつけてた。“江戸川”の方がいいかな」と話していました。
イラスト入りデザインには、江戸川区の名物・花火と金魚が描かれています。
この金魚ですが、江戸川区は「金魚のふるさと」とも呼ばれるほど古い歴史があります。
威勢のいいかけ声が飛び交っているのは、堀口養魚場で行われた「金魚の競り」です。
この日集まった金魚は、デメキンや、金魚すくいでおなじみのアカワキンなど、約15種類。
江戸川区では昔、約20軒の養殖場があり、1940年ごろに最盛期を迎え日本三大生産地とも呼ばれていました。
しかし、現在は2軒を残すのみとなっています。
この伝統的な産業を次世代にPRしようと区は3月、「きんぎょのーと」を制作。
裏面には金魚の大きさを測れる「物差し」も。
4月から、区内の小学3年生に配られています。
江戸川区経営企画部・菊池将史さん:
このナンバーをつけた車が全国各地走りまわると思うので、江戸川区のPRと合わせて金魚のPRも全国にできたら。
「金魚のふるさと」の思いが詰まった「江戸川ナンバー」。
5月7日から交付が始まります。
ナンバーの絵柄は、約6000件を超える応募から決まったということです。