香川県信用組合(高松市)はひとり親世帯の高校生を支援しようと返還不要の給付型奨学金の募集を4月8日から始めます。高校生20人に1年間、月に1万円を給付するということです。

受給資格があるのは
1、県内の高校に通っている母子家庭、父子家庭の高校生で、本人及び保護者は香川県内に住所がある人。

2、父母または家計を支えている人の収入が給与所得者は270万円以下(源泉徴収票の支払金額…税込み)、給与所得者以外は135万円以下(確定申告書等の所得金額…税込み)です。

この奨学金制度は香川県信用組合が将来の香川県の発展のために活躍する人材の育成を目的に2017年から始めたものです。2024年は89人の申し込みがあったということです。4月8日から22日まで香川県内にある17の本店・支店で、申し込みを受け付けます。

この奨学金制度は全国にある一部の信用組合が地域貢献活動の一環で毎年行っていて、全国信用組合中央協会(全信中協)によりますと、2024年は香川県信用組合など全国にある21の信用組合が実施しています。

全信中協のまとめでは、2024年までの累計で全国でのべ1933人に、総額約1億8500万円の奨学金を給付しています。

岡山放送
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