アメリカの「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏は、アメリカとヨーロッパの間で「将来的には関税ゼロが望ましい」との見解を示しました。
マスク氏は5日、イタリアで開かれた右派政党の党大会にオンラインで参加しました。
その中で、マスク氏は「アメリカとヨーロッパが非常に緊密なパートナーシップを築けることを願っている」と述べました。
さらに、関税について「最終的には、ヨーロッパとアメリカが関税ゼロの状況が望ましい」とした上で「ヨーロッパと北米に事実上の自由貿易圏を創設するべきだ」との考えを示しました。
トランプ政権は世界各国への関税強化を進めていてEU=ヨーロッパ連合には20%の相互関税を課す方針を示しています。