ロシアのプーチン大統領の特使がアメリカを訪問し、トランプ政権高官と会談しました。
プーチン政権でアメリカとの交渉役を担うロシア直接投資基金総裁のドミトリエフ氏は4日、トランプ政権の主要メンバーと「建設的な話し合いが行われた」と自身のSNSで明らかにしました。
会合では、北極圏やレアアースなどの希少鉱物の分野における協力や、アメリカの対ロシアへの投資再開への見通し、共同プロジェクトについて協議したとしています。
また、ウクライナ侵攻後に停止された民間航空機の直行便の再開なども話し合ったということです。
ドミトリエフ氏は「近く新たな会合が予定されている」と述べ、「両国の強固な関係を構築するための努力を継続する」としています。
また、ロシア国営のタス通信は「ポリティコヨーロッパ」を引用して、早ければ4日にも米露首脳の電話会談がおこなわれる可能性があると報じています。