中国軍の無人機の日本周辺での活動が、拡大・活発化している。
防衛省によると、2024年度に確認された中国無人機(推定を含む)は計30機で、2021年度に確認された計4機の7倍以上となる。
2025年(1月~3月27日まで)には、すでに12機も無人機の飛行が確認されていて、その8割が沖縄・与那国島と台湾の間を通過している。
沖縄・与那国島と台湾との間の通過は2023年4月に初めて確認されたが、中国無人機の活動範囲は拡大している。
中谷防衛相は、4日の会見で中国軍の無人機の活動について問われ、「中国の対外的な姿勢、軍事動向などは、我が国と国際社会の深刻な懸念事項だ」と述べた。
そして中谷大臣は、「我が国の総合的な国力と同盟国、同志国との連携により対応すべきと考えている」とした上で、防衛省として引き続き警戒監視に万全を期す考えを示しました。