6日から始まる春の全国交通安全運動を前に、富山市で出発式が行われました。
出発式では取り締まりにあたる交通機動隊などおよそ40人が並び、県警の高木正人本部長が「重大な事故に直結する交通違反の取り締まりを徹底してほしい」と訓示しました。
春の全国交通安全運動は6日から15日までの10日間で、県警は「子どもなどの歩行者が安全に通行できる環境の確保」や「高齢者の交通事故防止」、「ながら運転、飲酒運転の根絶」などを重点に交通指導や取り締まりにあたります。
*県警交通企画課 八田俊寛課長補佐
「新しい生活が始まるので、歩行者もドライバーも慣れない道を使う。いつも以上に気を付けて運転や道路の横断をしてほしい」
県警によりますと、今年に入ってからの県内での交通事故は、519件と去年の同じ時期よりも増え、死者の8人全員が65歳以上の高齢者です。