3日は、「一粒万倍日」「寅の日」、さらに「大明日」が重なるトリプルで縁起がいい日なんです。その縁起にあやかろうとする人たちを取材しました。
東京で“運試し”といえば、有楽町にある西銀座チャンスセンター。
朝から冷たい雨が降る中、宝くじ売り場には行列ができていました。
宝くじデートを楽しんでいた夫婦は、「(きょうは)日がよいということを聞いていたので、一粒万倍日と寅の日ともう1つ。(Q.宝くじはよく買う?)買わないですね。(Q.きょう“この日”と決めて?)そうですね、当たると思ってるんで。一番当たると1500万円」と話しました。
西銀座チャンスセンターでは、これまでに億万長者を524人輩出。
その当せん総額は、890億円。
買いに来ていた50代の女性:
“吉”の日が重なっているので一粒万倍日。Dr.コパさんが「開運日」と言ってたので来ちゃいました。(Q.当たったらどんなことに使いたい?)仕事を辞めて、パリに家を買って、ルーブル美術館で模写をして過ごしたい。
一粒万倍日などの開運日はいつから使われているのでしょうか?
暦会館学芸員・山田虹太郎さんは「江戸時代の暦の解説書を読みますと、一粒万倍日についての記述があり、その頃にはたくさんの“吉凶”が暦に反映されるようになった」と話しました。
売り場の開店前から並んでいた男性は、「当たったのは7000万円。12人当たってるから、自分は500万円。7000万円当たって12人で山分け」と話し、過去に大当たりしていました。
購入するとお財布ごと額に当ててしっかりお祈り。
ミャンマー出身だというこちらの男性、当たったら何に使うのか聞くと、「当たったらミャンマー戦争(内戦)、地震、超大きい、それのために。もし2枚当たったら12億、1億・2億くらいはミャンマーのためにあげる」と、震災に見舞われている故郷に送りたいと語っていました。
“スーパー開運日”、3日を逃してしまったという人にも4月はトリプル開運日があと2日あります。
まずは、25日金曜日。
「一粒万倍日」に加え、天の恩恵を受けられるといわれる「天恩日」、鬼に邪魔されることなく何事もうまくいく日とされる「鬼宿日」でもあり、トリプル開運日です。
そして、月末30日。
金運が向上するという「己巳の日」、全ての物事がうまくいくとされる「大明日」、そして「母倉日」と、こちらもトリプル開運日となっています。