2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発した。
アメリカのトランプ大統領が政府効率化省を事実上率いるイーロン・マスク氏を政権の要職から退かせる考えを示しているとの報道を受け、連邦政府改革への警戒感が後退し、買いが優勢となった。
しかし、トランプ大統領の相互関税導入を巡って、世界経済への影響を懸念する売りも出た。
結局、ダウ平均は、前日比235ドル36セント高の4万2225ドル32セントで取引を終えた。
一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、151.16ポイント高の1万7601.05だった。