大阪維新の会の吉村洋文代表は、4月6日に投開票が行われる大阪府・岸和田市長選挙について、党として公認候補の擁立を断念することを明らかにした。
3月18日午後、大阪府庁で記者団から選挙戦への対応を問われて、答えた。

■岸和田市長選挙の候補者を公募も18日付けで公募取りやめ
大阪維新の会は、岸和田市長選挙の候補者を公募していたが、3月18日付けで公募を取りやめると発表した。
維新・吉村洋文代表:市長選の適任な方がいれば公募しましたが、結果として適任な方がいなかったので、今回の市長選挙としては自主投票として公認候補の擁立にいたらないということになりました。

(Q維新として選択肢を断念したことへの受け止めは)
維新・吉村洋文代表:必要のない市長選なので、こうなったこと自体、岸和田市民の皆さまに申し訳ないです。その上で大阪維新の候補者を擁立したいという思いがありました。公募もしましたが、適任の方がいなかったので、仕方なく擁立は見送りということになりました。

■岸和田市長選挙には3人が立候補の意向を示す
岸和田市長選挙には、前市長の永野耕平さんと、元衆議院議員秘書で郵便局長の佐野英利さんが立候補を表明し、NHK党の立花孝志党首が立候補の意向を示している。
