大規模な山林火災が続いている岩手・大船渡市は、一部の地域で避難指示を解除する検討を始めました。

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大船渡市は、2月26日に発生した山火事を受けて、約1900世帯4500人余りに避難指示を出しています。

5日の雨や消火活動により火の勢いが抑えられたとして、市は6日、赤崎町と甫嶺地区の一部について、避難指示の解除を検討していることを明らかにしました。

赤崎町から避難している住民は「早く一時避難解除を待っている。1日でも1時間でも1分でも早く帰りたい」と話しました。

焼失面積は、6日朝の時点で市の面積の9%にあたる約2900ヘクタールに及んでいます。

現場では6日も白煙が複数箇所で確認され、延焼の恐れがなくなる鎮圧にはまだ至っていません。

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