大規模な山林火災の発生から1週間。岩手・大船渡市では、5日未明からみぞれのような雪が降っています。

大船渡市で延焼が続く山林火災は、4日時点の焼失面積が、市の面積の8%にあたる約2600haに達しました。

大船渡市では、4日まで15日連続で乾燥注意報が出されていましたが、5日は26日の火災発生以降、初めてまとまった雨や雪が降りそうです。

降り始めからの総雨量は約50mmと予想され、住民からは「火が広範囲になっているので、ヘリコプターだけでは(消火が)間に合わない。雨に消してもらうしかない」といった期待の声が聞かれました。

また、市には小学校から高校時代を市内で過ごした佐々木朗希投手から災害見舞金1000万円が、所属チームのロサンゼルス・ドジャースからは1500万円が贈られたということです。