岩手県大船渡市で2月26日に発生した大規模な山林火災は、28日も延焼が続いています。
焼失面積は1200ヘクタールに達し、平成以降で国内最大の規模となっています。
大船渡市の火災現場では、住宅のような建物が焼け崩れているのがわかります。
26日に発生した大規模な山林火災では、焼失面積が27日までの発表に比べて2倍となる1200ヘクタール以上に達し、平成以降では国内最大規模となりました。
建物の被害は84棟以上に上っています。
延焼の拡大に伴い避難指示の対象は1340世帯・3306人に拡大され、27日夜は市内の避難所に877人が身を寄せました。
この火災では27日、市内の小路地区で男性1人の遺体が見つかっていて、市が安否不明者の確認を急いでいます。
また県では仮設住宅の整備に向けた調整に着手しています。