沖縄県議会の2月定例会は与党少数の中、大荒れの様相を呈しています。2025年度予算案にワシントン事務所の費用が計上されたことに反発した野党・中立会派により、予算案が差し戻される事態となりました。

戦後80年の平和事業に充てる予算などを盛り込み過去最大となるおよそ8893億円の2025年度予算案などを審議する県議会の2月定例会は、当初開会の見通しすらたたなかった波乱の船出となりました。

ワシントン事務所の費用が予算計上されたことに反発した野党会派の自民党・無所属の会が審議に応じず、県議会が開会できたのは4時間遅れの午後2時でした。

しかし、自民党・無所属の会から2025年度予算案に対する動議が出され、先ほど野党中立の賛成多数により予算案は差し戻されることになりました。

沖縄テレビ
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