糸満市では7日、ヤギの初競りが開かれ過去最高値が飛び出す幸先の良いスタートとなりました。
南部家畜市場で開かれた初競りには畜産農家が一生懸命育てた130匹のヤギが競りにかけられ、「華山羊」と呼ばれる最も重い128キロのヤギが一番競りに登場しました。
華山羊は市場の史上最高価格となる39万円で競り落とされました。
「華山羊」を育てた佐久本準さん:
こういう結果になるとは想像もしなかったので大変嬉しいです。今後ヤギを飼育していく上で、非常に励みになります
「華山羊」を落札した沖縄山羊牧場長 濱義一店長:
ヤギの農家に感謝の気持ちを込めて落札させていただきました
南部家畜市場によりますと、観光客に山羊料理の人気が高まっている一方で、農家の高齢化などで山羊の上場頭数が減少傾向にあることから高値での取引につながっているということです。