男性が自転車を漕いでいると…。

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アナウンス:
危ない…!大丈夫ですか!?

大変!自転車と車の接触事故が起きてしまいました。
ですが、男性は無事立ち上がりました。

山田大さん:
全てスタントマンの演技です。
実際の事故はもっと悲惨なものです。交通ルールを守って交通事故を無くしましょう。

実はこれ、学生に向けた“命がけの交通安全教室”なんです。

体を張って交通安全を呼びかけるのは、スタントマンの山田・大(やまだ・まさる)さんです。

山田大さん:
これから将来が楽しみな生徒たちには、人生を棒に振ってほしくないので、確かに怖いですけど、体を張ってやっています。命がけですね。

この交通安全教室は、子ども達に事故の瞬間を間近で見て、恐怖を実感してもらうほか、交通ルールへの意識を高めてもらうことが狙いです。

アナウンス:
危ない!

子ども:
うわあ!

山田大さん:
生徒には怖いと思うけど、映像で見せるのと生で見せるのでは、音や衝撃など、恐怖の伝わり方が全然違うと思う。
事故の危険性を伝えているのが強みだなと思います。

幼少期に、大きな交通事故で命を失いかけた経験がある山田さん。

この交通安全教室を見て“事故に遭う子どもをゼロにしたい”と体を張り続けています。

そんな山田さんが、子ども達に意識してほしい事はなんですか?

山田大さん:
本当に簡単なことからでいいので、スマホを持たない、ヘッドフォンをしない、傘を差して運転をしないとか。これを大事に、本当に大事にしてほしいですね。

未来ある子どもたちが事故に遭いませんようにーー。
命がけで事故の恐ろしさを伝える山田さんの活動はあすも続きます。
(イット! 1月10日放送より)