2023年10月に東京・目黒区で約5万円相当の自転車1台を盗んだ疑いで自称・廃品回収業の竹林博文容疑者(59)が逮捕された。

竹林容疑者は警視庁の調べに対して「1年で約300台盗んだ」と供述していて、警視庁は、余罪を含め追及している。

軽トラックに盗まれた自転車…持ち主が見つけだす

10日午前9時頃、東京・中野署でカメラが捉えたのは、気だるそうな表情を浮かべ、カメラの方をじっと見つめる男。

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自称・廃品回収業の竹林博文容疑者(59)が、約5万円のスポーツタイプの自転車1台を盗んだ疑いで逮捕された。

竹林容疑者は、2023年10月、東京・目黒区の路上に置かれていた自転車を盗むと、自身の軽トラックに自転車を積み込み逃走した。

自転車を発見した持ち主のイメージ
自転車を発見した持ち主のイメージ

その後、中野区にある自身が契約する駐車場に持ち去った自転車を乗せたまま、軽トラックを止めていたが、盗まれた自転車の持ち主が、この駐車場を見つけ出し、警視庁に通報して事件が発覚した。

“スポーツタイプ”狙い…他にも売り捌いたか

その後、十数台の自転車が押収されたが、調べに対し竹林容疑者は、「1年間で約300台盗んだ」と、これまでに300台もの自転車を盗んでいたと供述したのだ。

逮捕された竹林容疑者
逮捕された竹林容疑者

また、スポーツタイプの自転車ばかりを狙ったことについては、「スポーツタイプの自転車は高く売れる。1回の持ち込みで、7万から8万円の収益になったこともある」と話している。

竹林容疑者は容疑を認めていて、警視庁は他にも自転車を盗み、売り捌いたとみて余罪を調べている。
(「イット!」1月10日放送より)

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