中国で行われた車やバイク愛好者の集会で、バイクや店に次々と突進する暴走車がカメラに捉えられた。ドライバーが暴走行為に至った理由は、自分の車をバカにされたからだという。この事件で暴走を止めに入った男性1人が男にナイフで刺され死亡。ドライバーの男は警察に逮捕されたという。
バイクや店に突進を繰り返す暴走車
中国・江蘇省で行われた車やバイク好きの集会で撮影されたのは、バイクを次々となぎ倒す白い車の姿だった。撮影者は迫る白い車に「ヤバい!!」と叫び、思わず身を隠す。
この記事の画像(14枚)そんな中、白い車は助走をつけ、突進、突進、突進。ドライバーはところ構わず暴走行為を繰り返す。
さらにこの数分前、ドライバーの男は車の外で、「お前偉そうな態度だな!全部お前が悪いんだ!仲間が多いな!」などと怒鳴り声を上げ、車で暴走するだけでなく自ら暴れていた。
男の右手にはナイフも握られていた。
自分の車を笑われたから…ナイフで1人刺殺
男が怒っていた理由は、なんと自分の車をバカにされたからだという。
地元警察などによると、車の速さを自慢しようと男はスピード勝負を持ちかけていた。
ドライバーの男は「人の少ないところでいいからスピード勝負をしよう」と持ち掛けたが、オレンジ色の服を着た男性に「勝負?お前なんかと?」と突っぱねられている。
仲間の1人から車をバカにするように笑われたため、腹を立て、ナイフを手にしたのだという。それでも怒りが収まらなかった男は、バイクを次々となぎ倒す暴走行為に及んだ。
しかし、自慢するほど大切だった車のフロント部分は、ボロボロに。
この事件で暴走を止めに入った男性1人が男にナイフで刺され死亡。男は現場から逃走したが、その後、警察に逮捕されたという。
(「イット!」 11月1日放送より)
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