アラブ首長国連邦でスカイダイビングする男性の姿が捉えられた。この男性の足元をよく見るとサーフボードに乗っていた。“風乗り”を楽しむだけではなく、そのままボードで水面に着地させ、世界初のスカイダビングからのサーフィンに成功させたのだ。
しかし、この成功は、度胸とテクニックだけできたわけではない。実は、地上のスタッフと協力し、人工波を作って行われたという。大成功のウラには、緻密な連携があったのだった。
サーフボードをつけて空の旅!?
アラブ首長国連邦の3000m以上の上空を飛行中のヘリで撮影されたのは、サーフボードに乗ってスカイダビングをする男性の姿だ。

真っ青な空とまぶしい太陽を背に、波乗りならぬ“風に乗る”男性は、気持ちよさそうに空を楽しんでいた。
そんな空の旅も、あっという間におしまい。しかし、サーフボードに乗ったままどうやって着地するのか疑問が浮かぶ。

そこで目指した先は水面だ。男性は見事、着水してパラシュートを切り離し終了。かと思いきや、なんと、そのままサーフィンを始めた。
世界初の挑戦、スカイダビングからのサーフィンに成功したのだ。
協力して波を発生!サーフィン大成功
元軍人だという男性はスカイダイバーでサーファーという、まさに“二刀流”。しかし、度胸とテクニックだけで、成功させたわけではない。
「完璧な波だったよ」と快活に話す男性。実はこの波、人工的に発生させたものだ。

装置のボタンを押してから波が来るまで50秒きっかり。地上スタッフと連携し、波と着水のタイミングを“ドンピシャ”で合わせた。
大成功のウラには、緻密な計算があったのだった。
(「イット!」 9月26日放送より)
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