元メジャーリーガー松井秀喜さんが5日、地元、能美市で能登半島地震で被災した
子どもたちを招き野球教室を開きました。
司会：
「松井秀喜さんでーす！皆さん大きな拍手を！ニックネームはゴジラといいます。」
子ども：
「ゴジラ！？」
5日の子どもの日に行われた松井秀喜さんの野球教室。能登地方の子どもたちを中心に150人が招待されました。先月、大谷選手に抜かれはしたもののメジャー通算175本のホームラン数を誇る松井さん。バットを手にし、お手本を披露…と思いきや…豪快に空振り…笑いを誘う場面も見られました。
参加した子どもたち：
「かっこよかった」
Q どんな野球選手になりたいですか？
「松井選手！」
「楽しかった」
保護者：
「子どもたちは地震でそのあとの余震も怖がったりしていたので、外で遊ぶ機会が出来たということも含めて、きょうはすごいいい日になったなと思います。」
リポート：
「このあといよいよ松井さんのフリーバッティングが行われます。ゴジラのバットは火を吹くのでしょうか！？」
恒例のフリーバッティング。去年秋の野球教室では…
松井さん：
「とうとう私、ホームランを打てなくなったという記念すべき日なので私も忘れないと思います。」
野球教室での連続ホームラン記録が途絶えた松井さん。
松井さん：
「きょうはやはりどうしてもホームランを見て帰ってほしかった」
その瞬間は、26スイング目にやってきました。
松井さん：
「普段だったらもうやめている本数なんですけど、きょうは出るまで打とうと思いました。お子さんたちの中に被災された子たちがいますのでそういう子たちが明日からの新たなエネルギーができたのなら一番うれしいなと思います。」
この日のためにふるさとに帰ってきたという松井秀喜さん野球を通して被災地の子どもたちに元気を届けてくれました。
