四万十町の山奥にある神社の社殿が新しくなり、きのう5月5日、お披露目されました。

四万十町打井川にある「馬之助神社」。江戸時代貧しい農家の子だった「馬之助少年」が口減らしのため谷に捨てられその後、周囲の人々に災いが起きたという言い伝えが残っています。

「海洋堂ホビー館四万十」の宮脇修館長の父が馬之助を慰霊する祠を建てた縁もあり、宮脇館長が老朽化していた神社の改築の支援を申し出ました。

きのうは宮脇館長の長男で「海洋堂高知」社長の修一さんらが出席して落成式が行われました。新たな社殿は木造の平屋およそ30平方メートルで、天井の絵は馬之助少年やかっぱをモチーフに描かれています。

海洋堂高知・宮脇修一社長:
「まずは完成してこれからまたどんどんと(神社の)中を充実させていって楽しいものにできればとうちの父(宮脇館長)もそのように願っております」

神社は地域の住民で管理していくということです。

高知さんさんテレビ
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