高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」をめぐる横領事件で、持ち主に無断で売却した140本の腕時計のほとんどを、元社長と元社員の2人で売りさばいていたことがわかった。

「トケマッチ」運営会社の元社長・福原敬済容疑者(42)と元社員の永田大輔容疑者(38)は預かった高級腕時計を無断で売りさばいた疑いで指名手配され、中東・UAE(アラブ首長国連邦)に逃亡したとみられている。

捜査関係者によると、東京都内だけでも約140本の時計が1月ごろに被害に遭っているが、そのほとんどを福原容疑者と永田容疑者が売却し、約1億5000万円を着服していたことがわかった。

会社が入っていたマンション住人:
よく荷物も届いていて、空の段ボールの箱ですか、折りたたんで積んでいたのも2個くらい並んでいて。

警視庁は、2人が2023年の年末に顧客から集中的に時計を集め、計画的に売りさばいていたとみて調べている。
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