7日、衆議院でれいわ新選組の櫛渕万里議員と大石晃子議員が、予算案採決時の不規則発言をしたとして厳重注意された。2人は2日の予算案の採決で足止めを行い、議場は騒然となった。2人は2023年も同じような行為で厳重注意を受けていた。

投票しない議員に注意

7日午前、衆議院でれいわ新選組で共同代表を務める櫛渕万里議員と大石晃子議員が、厳重注意を受けた。

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理由は、本会議での不規則発言などだ。

2日、異例の土曜日に行われた予算案の採決で、衆院を通過させまいと足を止め、なかなか投票しない議員が現れた。それが、櫛渕万里議員と大石晃子議員の2人だ。

しびれを切らした額賀衆院議長が、「いまだに投票されない方は、ただいまから1分以内に投票されるように求めます。その時間内に投票されない方は棄権と見なします」と伝えた。
議場は騒然。与党席からは、「1分たった!」「1分たった!」「1分たった!」と声が上がった。

「国民の怒りを国会の中で体現」

すると櫛渕議員は、「国民は増税。自民党は脱税。犯罪者集団の政権がつくった予算では、国民は幸せになりません。反対です」と訴えた。

今回の処分について、れいわ新選組・大石晃子共同代表は「国民の怒りを、誰かが国会の中で体現しなければ。議運のメンバーに裏金議員がいる。なぜその人たちに厳重注意のお仕置きプレーをされなきゃいけないのか」と話した。

2人は、2023年も同じような行為で厳重注意を受けている。
(「イット!」 3月7日放送より)

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