福島県のこの13年...東日本大震災・原発事故の発生から現在までの復興の歩みを辿る。今回は「避難区域への企業進出」について。
帰還住民の働く場に
地震・津波の被災、そして原発事故の避難指示によって、福島県双葉郡の製造業は移転や廃業を余儀なくされた。

避難指示が出された双葉郡の自治体では、帰還とともに住民の働く場を生み出そうと積極的な企業誘致を進めている。

福島県も企業を後押し
それでも双葉郡における製造品の出荷額は、震災前と比べて4分の1にも至っていない。福島県は、被災者の雇用など一定の条件を満たした企業に補助金や税制上の優遇制度を設け、進出を後押ししている。

新産業の集積地へ
被災地を新たな産業の集積地へ…国が進めるプロジェクトが「福島イノベーション・コースト構想」は、「廃炉」「ロボット・ドローン」「航空宇宙」といった6つの分野に重点を置き、進出した企業が研究・開発を進めている。

被災地に新たな活力を呼び込み、雇用と賑わいを生み出すことができるか!?挑戦が続いている。
(福島テレビ)