一時的に入院している自衛隊の制服組トップである吉田圭秀統合幕僚長の代わりに、南雲憲一郎副長が27日、北大西洋条約機構(NATO)のカボリ欧州連合軍最高司令官と会談した。

会談の日程については、吉田統幕長の入院前から調整されていて、南雲副長が代行した。

防衛省は今月15日、吉田統幕長について、「過労のためしばらくの間、自衛隊中央病院に念のため入院し、養生することとなった」と発表した。

関係者によると、回復には向かっているが、退院や復帰の時期は未定だという。

吉田統幕長は年明けから能登半島地震や日米共同演習などへの対応が続いていた。