南阿蘇村が所有するグリーンピア南阿蘇について、ホテル事業を行う「共立メンテナンス」が取得を計画していることが分かった。

共立メンテナンスは「TSMCなどの企業の福利厚生やインバウンドをターゲットにしたい」とコメントしている。

「地域貢献につなげたい」

南阿蘇村が所有するグリーンピア南阿蘇は国の大規模年金保養基地として1986年に建設。2004年に旧・久木野村が国から総額約2億7,000万円で購入し、南阿蘇カントリークラブが村から借り受け、運営している。

東京に本社を置く共立メンテナンスによると、グリーンピア南阿蘇の取得を予定しているということだ。

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ビジネスホテルのドーミーインなどのホテル事業を行っている共立メンテナンスは、「南阿蘇の自然豊かな眺望と食事と温泉などを提供したい」とコメントしている。

また、「建物のリニューアルプランを検討中」として、リゾートホテルのラビスタブランドでの運営を検討しているという。

共立メンテナンスは「TSMCなどの企業の福利厚生やインバウンドをターゲットとして地域貢献につなげたい」としている。

一方で、所有する南阿蘇村は「建物を改修し、部屋数も増えると聞いている。“売り”の眺望が認められたと思っている」とコメントしている。

(テレビ熊本)

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