年末の大掃除が気になり始めるころではないだろうか。お掃除プロの竹本千奈美さんに「これを使えば大掃除も簡単!」な道具や技を聞いた。
合計1100円で掃除!リビングから
竹本さんは大掃除の心構えについて「洗剤だけに頼るのではなく、使いまわしのきく道具を持っておくと効率よく作業がはかどる」と話す。

今回は、手軽でリーズナブルに掃除道具を集めるべく100円ショップへ向かった。多くの商品が並ぶ中、竹本さんおすすめの「最低限これがあればいい」というお掃除グッズを購入。合計1100円分の買い物となった。

まず、リビングから始まった掃除。
効率よく進めるための最初の手順として、竹本さんは「ホコリを落とす」ことだという。ハンディモップを使って、天井の照明やカーテンレール、壁の高い所や棚の上など、見えない部分のホコリを落としていく。洗えば何度でも使える優れものだ。

ホコリを落としたら、次は、拭き掃除。
ここで活躍するのが、「お掃除手袋」だ。マイクロファイバーを使用しているので、細かいチリやホコリもしっかりからめとり、家具や家電、カーテンレールなど、から拭きでも水拭きでもどちらでも使えるという。赤ちゃんが寝ていて、掃除機がかけづらい時などにも重宝するだろうということだ。

さらに、冷蔵庫や家具の狭い隙間などに使うのは「隙間らくらくハンディーワイパー」。ここでポイントが!
お掃除プロ 竹本千奈美さん:
ワイパーにシートを付ける前に、宅配などで使われていた梱包(こんぽう)用のプチプチシートをつけておくと、汚れの取れ方がぐんとアップします。

確かに、プチプチシートをつけたワイパーをテレビ台の下で何度か動かすと、あっと言う間にほこりを取ることができた。

続いて、面倒なサッシの汚れにうつる。
サッシが水だけでピカピカ!
窓ガラス用のスプレーと雑巾で普段掃除をするというリポーターに、竹本さんは「水だけでもきれいになる」と話す。
お掃除プロ 竹本千奈美さん:
(窓ガラスは)水が滴り落ちるぐらいの雑巾で全体を拭きます。そのあと、スクイージー(水切りワイパー)で水を落とせばピカピカです。

また、溝の部分にはペットボトルに付けるスリムブラシを使うと簡単!ブラシで汚れを落とした後に、ペットボトルをつけて水を出しながら溝をお掃除。

先ほど使ったお掃除手袋で吹き上げれば完了だ。
さらに網戸は、持ち手が伸びる網戸ワイパーにシートを付けて、ポイントは、「同じ方向に動かす」こと。シートについた汚れが再び網戸につかないようにするためだ。持ち手があるので雑巾で拭くよりも手軽にできるのだそう。

最後は台所。竹本さんおすすめの三種の神器とは…
台所掃除もラクラク簡単に!
お掃除プロ 竹本千奈美さん:
クリームタイプのクレンザーとラップ、お掃除用のヘラです。

丸めたラップできれいに汚れを落とすことができるので、スポンジやブラシは不要だという。クリームクレンザーは油汚れ、焦げや水垢、サビなどにも万能だ。細かい部分の汚れは、傷がつきにくいヘラで対応する。

最小限の手軽なお掃除グッズで少しずつ計画的に大掃除を進めたい。
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(テレビ宮崎)