巨大な氷が壁のように垂直にそびえ立つ…ノルウェー・スバールバル諸島で、冒険家がカヤックでの滝下りに挑戦した。冒険家は氷のトンネルをくぐり、高さ20mの滝から落下。無事に着水し、成功した。
カヤックでの滝下りに挑戦
ノルウェー・スバールバル諸島。北極圏の海を覆う巨大な氷が、壁のように垂直にそびえ立っている。

そこから流れ落ちる滝を、カヤックで下る挑戦が行われた。
海面までの高さは実に20m。滝につながる川までカヤックを運び、チャレンジを開始。

氷のトンネルをくぐって、11km先の滝を目指す。川の流れは激しく、木の葉のように揺れるカヤック。時には、カヤックが一回転する場面もあった。
数々の難所を抜け、ついに6階建てのマンション並みの落差を無事に着水した。
別の星でカヤックしてるみたい
カヤックから見ると、一瞬のうちに海面が迫ってくるのが分かる。

チャレンジを終えた感想を、滝下りに挑戦した冒険家に聞くと、「別の星でカヤックしてるみたいでした。本当にすごかった」と話している。
この滝は、チームのメンバーの名前を取って「フィリップのはしご」と名付けられたという。
(「イット!」 12月1日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(17枚)