新型コロナウイルスの感染を予防するため、新しい生活様式として定着した「ソーシャルディスタンス」。
サルの世界にも広がっているようだ。
サルたちが一定の間隔で座っている
福井市岡保地区の山際にある集落。
ブロック塀の上にいるのは3匹のサル。

畑に実った旬のナスを食い荒らしていて、何とも迷惑な存在だが、その様子をよく見てみると、サルたちが、一定の間隔を空けて座っているのがわかる。


私たち人間と同じように「ソーシャルディスタンス」を保っているのだろうか。
撮影した 吉田泰光さん:
ソー"サル"ディスタンスという感じの並び方をしてるんじゃないか。いろんなところに出没しているので、人間の姿を観察しながら真似をしているのでは

専門家に聞いてみると…
福井市足羽山公園遊園地で、サルの飼育を担当する職員に話を聞いた。
ーーサルもソーシャルディスタンスを保つということがある?
福井市足羽山公園遊園地・藤田洋子さん:
コロナ対策ということはないと思うが、頭のいい動物なので、自分のパーソナルスペース、相手との距離を取るということもある

「ソーシャルディスタンス」を保って、ナスを食べていたサルだが、カメラが近づくと一斉に山の方へ逃げていった。

(福井テレビ)