イスラエルが攻撃を続けるパレスチナ自治区ガザから1日、複数の日本人を含む外国籍を持つ人など400人以上がエジプト側に退避した。
地元メディアによると1日、ガザとエジプト境界にあるラファ検問所からエジプトに退避したのは、パレスチナ人の負傷者45人と外国籍を持つ361人。

日本政府関係者によると、ガザから複数の日本人が家族と一緒にエジプト側に退避したという。
また、複数の日本人職員をガザに派遣している「国境なき医師団」は、国際スタッフを全員退避させたとしている。
ガザからの退避者は、10月7日の戦闘開始以来初めて。
こうした中、イスラエルは陸・海・空軍によるハマス掃討作戦を継続。

ハマスの指導者・ハニヤ氏は1日、拘束している人質はパレスチナ人と同じように「死と破壊にさらされる」とイスラエル側に警告した。
ガザ側とイスラエル側の死者は、あわせて1万人を超えている。
日本人10人と家族8人もガザから退避
こうした中、日本政府は2日、パレスチナ自治区ガザ地区から退避を希望していた日本人10人とそのパレスチナ人の家族8人が、エジプトへ陸路で退避したと明らかにした。
深沢陽一外務政務官が、自民党の部会で語った。
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