2022年、大分県別府市で2人が死傷したひき逃げ事件で、八田与一容疑者(27)が重要指名手配に指定された。

その後、1カ月あまりで警察への情報提供は急増したが、八田容疑者の潜伏地域特定には至っていない。

別府ひき逃げ犯が今なお逃走中

車に追突され、吹き飛ばされるバイク。

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乗っていた大学生は、死亡した。

車を運転していた男は救助活動をせず、裸足で逃げていった。

今も逃走中の八田与一容疑者(27)。

2022年、大分県別府市で2人が死傷したひき逃げ事件で、全国で初めて道路交通法違反の疑いで、重要指名手配に指定された。

それから1カ月余り。警察への情報提供は急増し、指定の後、1300件以上に上っている。

実際に目撃情報を提供した女性は「(八田容疑者の)目の印象が強かったので、もしかしたらと。でもまさか、ここにいるわけがないと思った」と話す。

最寄駅の近くで、八田容疑者に似た人物を見たというが、この女性は関東在住だ。

実は目撃情報の数は、大分県内に比べ、県外は約8倍。

最も多いのが関東で、全体の4割以上を占めている。

勇気を出して情報提供

しかし、警察の分析では、情報提供の数は人口の多さが影響しているとのこと。

八田容疑者の潜伏地域特定には至っていない。

目撃情報を提供した人は「間違っているかもしれないが、有力な情報につながる可能性もある。勇気を出して、情報提供した方がいいかなと思い」と話した。                    

警察は引き続き、情報を求めている。
(「イット!」 10月17日放送より)

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