青森・八戸市の老舗「吉田屋」の駅弁による集団食中毒で、保健所は16日、殺菌や消毒などが適切に行われなかったことが原因と推定されると発表した。

八戸保健所は、食中毒の主な原因として、注文時の指示書より高い温度の米を委託業者から受け入れ、冷やすまでに菌が増殖した可能性があると説明した。
また、米が入った箱を、殺菌などの措置をせずに搬入したり、手指の消毒を適切に行わなかったことで菌が付着した可能性があるとしている。

保健所は改善を指導したということで、「吉田屋」は、「再発防止に向けた改善に真摯に取り組んでまいります」とコメントをしているという。
(「イット!」10月16日放送)
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