14日、地球と太陽の間に月が重なる“金環日食”が世界各地で観測。普段は肉眼では見えない“太陽フレア”も観測された。

世界各地で金環日食を観測

14日、ブラジル・カベデロで、観測用の眼鏡をかけた人々があるものを待ちわびていた。

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「フゥー!!」という歓声が沸き、夜空に現れたのは黄金色に輝く“光のリング”。地球と太陽の間に月が重なる“金環日食”だ。

14日、メキシコ・カンペチェで観測された光の輪は、きれいなピンク色だった。

ニューメキシコ州の町に上がった、数々の熱気球
ニューメキシコ州の町に上がった、数々の熱気球

一方、アメリカ西部・ニューメキシコ州の町では、数千人もの人々が熱気球と一緒に、天体ショーを楽しんだ。

普段見えない“太陽フレア”も観測

この金環日食中には、普段肉眼では見えない現象も観測された。

それは、“太陽フレア”だ。太陽の表面で起こる爆発のことで、小さく見えるが、大きさは1万〜10万km。水爆10万から1億個のエネルギーに匹敵する。

この金環日食は、7年後の2030年には、北海道で見られるという。
(「イット!」 10月16日放送より)

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