7日以降、アフガニスタンでは大きな地震が頻発している。多くの人々がテント生活を続けていた中、15日にもマグニチュード6.3の地震が発生し、100人以上が負傷し、2人が死亡した。
アフガニスタンで地震相次ぐ
10日、男性が山積みになったがれきを、スコップですくっていた。がれきの中で、泣き叫ぶ女性もいる。

7日以降、アフガニスタンでは大きな地震が度々発生している。15日にも、マグニチュード6.3の地震が発生した。

病院には多くの人が運ばれてきていた。国境なき医師団によると、今回の地震では100人以上がけがをし、2人が死亡したという。
震源のヘラート州は家などが崩れ、辺り一面ががれきと化していた。多くの人々がテント生活を続けていた中、再び大きな地震が襲ったのだ。
“冬に備えた支援が必要”
現在の状況について、アフガニスタンで被災者を支援している日本の団体、認定NPO法人 CWS Japanのプログラムマネージャー・五十嵐豪さんはこう話す。

「ほぼ全ての建物が壊れている。これから冬が来て、夜間は氷点下になることもあるので、冬に備えた支援が必要。世界でいろいろな問題があるが、アフガニスタンの状況も忘れないでほしい」
イスラエルやウクライナ情勢など国際的に大きなニュースがある中、アフガニスタンでは新たな地震で被災者が増え続けている。
これまでに1000人以上が死亡、2000人以上がけがをしている。
(「イット!」 10月16日放送より)
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