故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて、9月に続き2度目の会見を開いたジャニーズ事務所は、タレントのマネジメントと育成事業を担う新会社を立ち上げると発表し、新社名は「公募で決める」としていたが、その選考は新会社に参加するタレントとの対話で決める事が分かった。東山紀之社長が会見で明らかにした。
東山社長は公募する新会社の社名の選考方法について、所属タレントと対話して、ふさわしい名称を検討していきたいと述べた。
また新会社については、「希望するタレント個人や、グループが設立する会社と個別で契約をむすぶエージェント(※代理人)会社といたします」と述べた。具体的には「すべてを会社に委ねたり縛られたりすることなく、タレント自らが方向性に応じて、自分自身で活躍の場を求めていくことになる。新会社は彼らとエージェント契約を締結し、お互いの知恵を出し合いながらタレント活動を最大限サポートしていく」と説明した。
また若手タレントについては、代理人契約だけでなく、新会社に所属することもできるという。
またこの新会社には井ノ原快彦氏が就任する。井ノ原氏は「エージェント会社に来てくれる人がいるなら、彼らを担当する新会社の副社長としてやっていく」と述べた。自身の芸能活動については、「タレントをやめるつもりはありません」と話した。