ビッグモーターの保険金不正請求問題で、金融庁は19日朝、ビッグモーターと損害保険ジャパンに立ち入り検査に入った。

午前9時、ビッグモーター多摩店(東京・多摩市)に金融庁の検査官が入っていった。
この店舗は保険販売の拠点となっていて、金融庁は、ビッグモーターが保険販売の代理店として契約者の保護に問題がなかったか調べることにしている。

一方、ビッグモーターへの立ち入りから1時間たった午前10時ごろ、損保ジャパン本社に金融庁が立ち入り検査に入った。
損保ジャパンについて金融庁は、一社だけビッグモーターに顧客紹介を再開した経緯や、他の損保会社と比べ突出して多いビッグモーターへの出向者の役割などを重点的に調べるとしている。
鈴木金融相は午前の会見で「保険契約者保護の観点から、問題が認められた場合には厳正に対処してまいりたい」と述べ、「経営管理体制や内部体制に踏み込んだ上で、深度のある実態調査を進める」と改めて強調した。
(「Live News days」9月19日放送より)
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