深さ1200メートルの洞窟から奇跡の救出劇。

洞窟の奥深くで、アメリカ人の洞窟探検家が体調を崩して動けなくなったと通報
洞窟の奥深くで、アメリカ人の洞窟探検家が体調を崩して動けなくなったと通報
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トルコにある洞窟の奥深くで、アメリカ人の洞窟探検家が体調を崩して動けなくなったとの通報があった。

トルコ政府は、直ちにレスキューチームを派遣。
洞窟の下へ降りていく。

レスキューチームが洞窟の下へ…
レスキューチームが洞窟の下へ…

なんと、この洞窟の深さは、1276メートル。
東京タワー約4個分に相当する。

なんとか洞窟の底まで到達し、動けなくなったアメリカ人探検家を収容した。

洞窟の底で動けなくなったアメリカ人探検家を収容
洞窟の底で動けなくなったアメリカ人探検家を収容

しかし、ここからが大変。

1000メートル以上の高さまで、つり上げていかなければならない。

1000メートル以上の高さまでつり上げていく…
1000メートル以上の高さまでつり上げていく…

行く手には狭い穴も...。
数々の難関を突破して、ついに救出成功。

延べ150人のレスキュー隊員が出動し、作業は9日間に及んだという。

救出された探検家のマーク・ディッキーさんは、インタビューでレスキューチームへの感謝を述べたあと、「こんなことは初めてです」と発言。

すると、仲間からすかさず、「初めてじゃなくて『最後にする』でしょ」と突っ込まれ、「これが最後です」と言い直していた。