24日未明、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射され、北朝鮮はメディアを通じて「打ち上げは失敗した」と発表した。

今回の打ち上げ失敗を、日本政府はどう分析しているのだろうか。

総理周辺が「北朝鮮が、こんなに早く失敗したと発表したのは意外だ」と話す一方、外務省幹部は、「隠すことなく何回も練習していくということなのか」と危機感をにじませている。

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岸田首相:
(人工衛星の)地球周回軌道への投入は確認されていない。そうであれば、これは失敗したと。

発射を受け、政府は、北朝鮮に厳重に抗議し、最も強い言葉で非難した。

北朝鮮は、5月にも人工衛星打ち上げに失敗しているが、政府関係者は「失敗を繰り返しても技術を向上させる見通しがある可能性もある」との見方を示している。

並々ならぬ強い意志感じる

また、失敗直後に10月の再打ち上げを予告したことについて、総理周辺は、「目標達成への並々ならぬ強い意志を感じる」と話しており、政府は、引き続き警戒を続ける方針だ。

(「Live News days」8月24日放送より)