24日未明、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射された。
北朝鮮「打ち上げは失敗した」
これについて、北朝鮮はメディアを通じて、「打ち上げは失敗した」と発表した。

北朝鮮と境界を接する中国・遼寧省丹東でFNNのカメラがとらえた映像には、 画面中央あたりから上空に向かって小さく光る物体が上がっていく様子が撮影されている。

日本政府は午前3時51分ごろ、北朝鮮が北西部沿岸の東倉里から南方向に弾道ミサイル技術を使用した発射を強行したと発表した。

発射された1発は分離し、それぞれ、黄海・東シナ海・太平洋の日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したと推定される。落下したのは、いずれも北朝鮮が落下を予告していた区域の外側と推定されるとしている。

一方、北朝鮮は、メディアを通じて失敗を認め、 「3段目が飛行中、非常爆発システムに異常が発生した」と発表した。そのうえで、「原因を徹底的に究明し、10月に3回目の打ち上げを断行する」と伝えている。

Jアラートが発令された沖縄県では、防災無線などを通じて避難が呼びかけられた。
県によると、これまでに落下物や被害の報告は入っていないという。

石垣市民は「目覚ましかなと思ったんですよ。びっくりして起きたらJアラートが鳴ってたんで」、 「心配しとったけど、太平洋に落ちたと聞いて、ちょっと安心してる。大変だね。いつまでも続くから」などと話していた。
夜明け前のミサイル発射で、生活に大きな混乱は生じなかった。
(「Live News days」8月24日放送より)