
カンボジア拠点の詐欺グループが摘発され、日本人の男2人が逮捕された。

2人を乗せた飛行機は、16日午後3時半すぎ佐賀空港に到着した。

いずれも無職の佐藤茂容疑者(55)と、伊藤宏樹容疑者(48)は、4月、佐賀県鳥栖市に住む40代の男性に対しうその投資話を持ちかけ、現金20万円をだまし取った疑いがもたれている。

警察によると、2人は被害者に対し「私たちの投資グループに参加しませんか、高い精度で利益を得ることができます」などとSNSのメッセージを送っていたという。

警察は2人の認否を明らかにしていない。

5月にカンボジアの日本大使館から警察庁に、「カンボジアの警察がホテルに踏み込んだところ複数人の日本人を確保した」と情報提供があり、佐賀県警が被害届を受けて捜査していた事件とつながったという。

佐賀県警はほかにも複数の共犯者がいるとみて、2人の役割などを詳しく調べる方針だ。
(「イット!」8月16日放送より)