黒海で、ロシア軍がパラオ船籍の貨物船に威嚇射撃をし、強制的に停船させた。

船の真ん中に座る男性たち。

その奥では、ヘリコプターが船に着きそうな高さでホバリングしている。

13日、黒海で、ロシア軍がパラオ船籍の貨物船に対して威嚇射撃。強制的に停船させた。

ロシア軍はヘリを使い、貨物船の中を検査した。

船の中から出てきた兵士が、ヘリコプターに乗り込んだ。

すると、ヘリコプターは1度船から離れ、再び船に近づき、残りの兵士がヘリコプターに乗り込んだ。

船員の中には、カメラに向かって両手を上げる人もいた。

船は予定通り、ウクライナのオデーサの港へ向かったということだ。

ロシアは、「ウクライナに向かう全ての船は、軍事物資を積んでいると見なす」と宣言していた。
「海賊行為であり、犯罪だ」
今回の事態を受け、ウクライナ側はロシアに対してこう発言している。

ウクライナ大統領府・ポドリャク顧問:
明確な国際海洋法の違反だ。海賊行為であり、犯罪だ。

ウクライナ側は、報復をにおわせている。
(「イット!」 8月15日放送より)