紙工作作家のしんらしんげさんが作った動くイラストが、SNSで話題になっている。

浴衣姿の少女のイラスト
浴衣姿の少女のイラスト
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写真立ての中のイラスト。浴衣姿の少女が、夏祭りを楽しんでいる。

すると、絵の少女が振り向いた。

絵の少女が横を向いてまばたきしている
絵の少女が横を向いてまばたきしている

さらに、絵の少女は、横を向いてまばたき。

絵の少女がリンゴあめを舐める
絵の少女がリンゴあめを舐める

そして、絵の少女はリンゴあめを舐めた。

これは、紙工作作家のしんらしんげさんが作った、動くイラストだ。

この動画は、10日にSNSに投稿され、これまでに約1900万回見られている。

ネットでは、「紙芝居というか神芝居」「どんな仕組みしてるんだ?」などと、感動と疑問の声が上がった。

紙を動かし絵が動いている表現に

イラストが動く仕組みは、どうなっているのだろうか。作者に聞いてみると…。

紙工作作家・しんらしんげさん:
8個のパーツで紙を動かし、絵が動いているように表現している。

紙にプリントアウトされたイラスト
紙にプリントアウトされたイラスト

まず、パソコンなどで描いたイラストを紙にプリントアウト。そして、丁寧に切り抜いていく。動かすための持ち手は、後から付ける。

目のパーツの動きを確かめる
目のパーツの動きを確かめる

まぶたのパーツと、目のパーツの動きを確かめる。

後ろ姿と横顔を重ねる
後ろ姿と横顔を重ねる

後ろ姿と横顔を重ねると、まるで、くるっと振り返ったように見える。

写真立てにイラストをはめる
写真立てにイラストをはめる

最後に腕のパーツを重ねて、写真立てにはめたら、完成だ。

完成したイラスト
完成したイラスト

重ねた紙の影が出ないように光の当て方を調整するのが、自然に見えるコツだということだ。

(「イット!」 8月15日放送より)

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