政治家女子48党が9日、政党名を「NHKから国民を守る党」に変更すると発表した。略称は「NHK党」。
党を実質的に率いる立花孝志氏は会見で、党名変更について、「『NHKから国民を守る党』という原点に帰って、もう一度そこから進めていきたい」と述べた。
同党は、「NHK党から国民を守る党」の党名だった2019年7月、参院選で立花氏が当選し、国政政党となった。
その後、党名変更を繰り返し、今年3月、「NHK党」から「政治家女子48党」に党名変更した。
この際、立花氏は、当時NHK党の参院議員だったガーシー被告が当選以来国会の欠席を続けていた問題で、ガーシー被告が帰国し陳謝に応じると約束したが、実現しなかった責任を取る形で、党首を辞任している。
立花氏は、党名変更の理由について、「『政治家女子48党』というのがNHKの被害者を守らないというような間違った認識が世間に出ている」と説明した。
さらに、「私の人事のミスもあって、政治家女子48党がうまく回っていない」とも述べた。
総務省が今回の届け出を受理した場合、党名の変更は、国政政党になった2019年以降、4年で9回目となる。